相手に伝わる話し方 声の出し方

相手に伝わる話し方 声の出し方

相手に伝わる話し方 声の出し方記事一覧

コミュニケーション(会話)とは、互いの意志や感情、思考(考えていること)などを伝え合うことである。コミュニケーションの方法には大きく分けて2種類あって、一つ目は「言語的コミュニケーション」もう一つは「非言語コミュニケーション」と呼ばれるモノだ。最初の言語的コミュニケーションとは、伝えたい事や気持ちを言葉にして、それを声や文字によって伝える方法のことである。具体的には、直接会って話す(F2F:Fac...

言葉や文字は、意味や概念を伝える「意味のパッケージ(小包)」だ。この言葉という意味のパッケージを、声や手紙やメールでやりとりするのが、言語的コミュニケーションである。言語的コミュニケーションは、時間などといった抽象的な概念を、言葉というパッケージに込めてやりとりするので、抽象的で複雑な会話もできるという利点がある。また言葉を文字として表せば、新聞や書物というメディアを通して多くの人ともコミュニケー...

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンは対面で行われるF2Fコミュニケーション(話し手の顔が見える環境での会話)には、3つの要素があると主張した。その3つの要素とは、言葉(Words)声色・口調(Tone of voice)顔の表情などの非言語的振る舞いNonverbal behaviour (e.g. facial expression)である。そしてこの3つの要素がF2Fコミュニケーションに...

メラビアンの法則(ルール)によると、言葉と顔の表情や口調が合っていないとき、聞き手は顔の表情や口調から、相手の感情を読みとろうとするという。メラビアンのある実験では、言葉・口調・顔の表情の不一致があったとき、言葉で判断したのは、7%声色・口調で判断したのは、38%顔の表情で判断したのは、55%だったという。この実験は、I do not have a problem with you!(君は別に悪く...

対面型のコミュニケーション(F2F)では、伝えたいことを声でしっかり伝える必要がある。手紙やメールであれば、文章だけで用件を伝えるので、顔の表情や声の調子などは考えなくても良い。しかし対面型のコミュニケーションでは、顔の表情や声の調子が重要になる。メラビアンの法則によると、言葉と表情や声の調子が食い違っていると、多くの人が顔の表情や声の調子で判断するということだから、顔の表情や声の調子が、話す言葉...

対面会話型のF2Fコミュニケーションでは、顔の表情や声の調子が重要な要素だ。というのもアメリカの心理学者、アルバート・メラビアンによると言葉、声の調子、顔の表情が不一致だと、多くの人が声の調子や顔の表情で、話し手の真意を判断してしまう。なので、いくらちゃんとしたことを言っていても、何を言ったか、相手にハッキリ聞こえないような話し方では、誤解も招くし、聞き手を混乱させてしまう。というわけで「何を話す...

声には三種類の高さがある。その3つの高さとは、低音で渋い声のチェストボイス、裏声や甲高い声のヘッドボイス、そして二つの中間のミドルボイスだ。チェストボイスの「チェスト」とは胸のことで、意識を股間の間の会陰(えいん)や仙骨(尾てい骨の上)におく。意識を下に置いたまま腹式呼吸の発声法で軽く腹をへこませながら、胸を響かせて出すのがチェストボイスである。逆に意識を頭のテッペンから頭上において、同じく腹式呼...

フェイス・トゥ・フェイス(F2F)コミュニケーションでは、相手に伝わる話し方をしなければならない。何を言っているのか、何をして欲しいのか、それが相手に伝わらなければ、全くコミュニケーションにならない。手紙やメールなどの文字による言語的コミュニケーションであれば、文章さえ工夫すれば、言いたいことは伝えられる。しかし対面型のF2Fコミュニケーションでは、文章を工夫する以前にまず、自分の声をしっかりと相...

相手に言葉が伝わらない話し方には、声量不足・声が低い・滑舌(かつぜつ)が悪いという3タイプの原因がある。まず声量不足だと、声自体が相手に聞こえない。次に声が低いと、声自体は聞こえるが、何を言っているのか相手が聞き取りにくい。電話などでも、低い声は聞き取りにくいけれど、これは人間の耳の特性らしい。最後に滑舌が悪いと、他の言葉と紛らわしくなって相手が言っている言葉が何かわからない。なので相手に伝わる話...

発声練習は、リップロールやタングトリルを3分ほどやってから始めるとよい。リップロールとは、唇を閉じて、吐く息でブルブル震わせる練習。タングトリルとは、舌先を上の前歯の後ろにつけて、「トルルルルルルルー」と舌を振るわせる。いわゆる「巻き舌」というヤツだ。リップロールやタングトリルは、口の回りの筋肉や舌の筋肉、喉のウォーミングアップになるので、いきなり大きな声を出して喉を痛める予防になる。ただしリップ...

声量が足りない。大きな声は出るが、長く続かない。こういうケースは脱力できずに、力任せに声を出している場合だろう。というのも身体に余分な力が入っていると、声は出なくなってしまうモノだからだ。声というのは「呼気(吐く息)」を使って出すのだが、これは「呼吸筋」という筋肉の動きで行われる。呼吸筋と呼ばれる横隔膜(おうかくまく)や外肋間筋(がいろっかんきん)などの筋肉が、緊張したり緩んだりすることで、呼吸が...

良い声を出すには、柔軟な身体が必要だ。というのも声というものは筋肉(呼吸筋)を緩めながら出すもので、しっかり緩まないと良い声は出ないからだ。腹筋に力を入れて腹を引っ込める「努力呼吸」でも声は出せるが、それでは硬くて単調な声になってしまう。ギターなどでも、張りつめた弦は硬い音になるが、身体を固めて出す声も同じように硬くなるのだ。だから日頃から身体を緩めて、響く身体を作らないといけない。身体を響かせる...

首の回りの筋肉や肋骨に付いている筋肉は、普通のストレッチで十分に緩められる。首にある呼吸筋群、つまり胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋という筋肉は、頭を左右に倒して、軽く伸ばしたり縮めたりするとよい。どういう風に伸ばして良いのか分からない場合は、右手の掌を、左耳の上あたりに付けて、息を軽く吐きながら、5秒〜10秒かけて、頭をゆっくりと右側に倒してゆく。掌を左のこめかみに置いたり、左耳の後ろに...

ストレート・ネックや首猫背という言葉を最近よく聞くようになった。ストレート・ネックや首猫背になると、胸鎖乳突筋が縮んで硬くなったり、首の後ろ側がガチガチに凝ってしまい、頭痛やめまいなど、様々な不快症状が出る。うつむいてスマートフォンを長時間見ているような人がなりやすいので、「スマホ症候群」という風に紹介している場合も多い。首の骨というのは、頸椎(けいつい)という7つの骨でできていて、これが後方に反...

ストレート・ネック、首猫背は、頸椎(けいつい:首の7つの骨)が、まっすぐに並んでしまう症状だ。パソコン作業やスマホに没頭したり、ボクシングやバレエなどで、アゴを引いた状態を続けるとなりやすい。ストレートネックになると、首の後ろ側の筋肉や背中が硬くなり、首の付け根にずっと痛みが続く。また胸鎖乳突筋が縮んだままになり、頭へ行く血流や、リンパの流れが滞る。そのために頭痛やめまい、耳鳴りや吐き気など、様々...

スマホ症候群、ストレートネックの原因は、骨盤が後傾して背中が丸まる姿勢を毎日、何時間も続けているからだろう。パソコンやスマートフォンなどの小さな画面や文字を長時間見続けていると、顔や目を殆ど動かさないで固定してしまう。この姿勢を維持しようとして首や肩が固まり、背中も丸まり、腰も丸まって猫背になってしまう。こうなる直接の原因は、骨盤の後傾、つまり骨盤が後ろに傾いていることだ。試しに、椅子に座ったまま...

ストレートネックや猫背などの悪い姿勢は、背中の問題ではなく、骨盤の後傾が原因だ。ヘソの位置が股関節の前方にあれば、人間の身体は猫背になりにくい。なので骨盤を前傾させれば、無理に胸を張ったり背筋を伸ばしたりしなくても、自然に背筋が立ち、胸は開くのだ。そして骨盤を前傾させるには股関節を「閉じ」れば良い。股関節の前面の「そけい部」(足の付け根)で、紙一枚はさむようなつもりで股関節を閉じればよい。そもそも...

声は呼吸筋が緩むときに出る。呼吸筋とは、肋骨の回りにある外肋間筋、みぞおちの所にある横隔膜、そして首の回りにある胸鎖乳突筋や斜角筋だ。もちろん「努力呼吸」と言って、腹に力を入れて声を出すことも出来る。しかし身体を固めると響かないので、硬い声になるし、息も長く続かない。風呂場で湯船に浸かるとき思わず出てしまう「はあ〜」というタイプの声が、実は正しい声だ。なので首や肩、上半身の力を抜きつつ声を出し、要...

吐納法(とのうほう)は、気功や野口整体などで用いられる基本的な健康法の一つだ。吐納(とのう)とは、「吐故納新」(古きを吐き、新しきを納める)という意味だそうで、体の中の邪気を息と共に吐ききり、新しい空気を肺に取り込むと念じて行う。野口晴哉(のぐち・はるちか)師の野口整体では「邪気の吐出」(じゃきのとしゅつ)と言って、基本の活元運動(かつげんうんどう)の最初のメニューになっている。野口整体では正座で...

会話のためのボイストレーニング。まず呼吸筋のストレッチを行い、リップロールやタングトリルを3分ほど行ってから、基本の母音(あいうえお)の発声練習を行う。母音の発声練習は腹式呼吸で、息を軽く吸い込んで腹をふくらませ、そこから腹を元に戻しながら声を出す。音の高さは自分の一番出しやすい音程から始めれば良い。最初は「ま」の音から始め、「ま・ま・ま・ま・ま・ま・まー」と区切って発音する。「ま」が均等に発音で...

発声練習は日頃から、鏡を見ながら練習するように心掛ける。声をきれいに出すことも重要だが、顔の表情のことも忘れてはいけない。以前も書いたが、心理学者メラビアンは、対面型のコミュニケーション(F2F)には、「言葉」「声の調子」「顔などの表情」という三つの要素があるとした。そしてさらに、言葉以外の「顔の表情」や「声の調子」が、「言葉」より信用されるケースがあることを示した。つまり、この三つの要素の意味が...

裏声(ファルセット)とはヘッドボイスとも呼ぶが、高い音程で出す声のことである。犬の遠吠えの真似をしたり、鬼太郎のオヤジのような声は誰でも出せるだろうがアレが裏声だ。裏声は「裏返った声」で本当の声ではないと思ってる人も多い。しかし高い音程の声と、低い音程の声は、声を出すときに使う筋肉が違っているだけで、実はどちらも本当の声である。ただ裏声を使うには、それなりのトレーニングが必要だ。なので裏声を練習し...

人間の声は、2種類の声で出来ている。一つは普通に話すときの中低音の声(表声)で、もう一つは「裏声」と呼ばれる声だ。表声も裏声も、どちらもちゃんとした声で、ただ、出すときに使う喉の筋肉が違うだけだ。低音で話すときは表声の筋肉が優位に働き、裏声で話すときは裏声の筋肉が優位になる。そして中音域では、両方の筋肉が働いて、ミックスボイス(ミドルボイス)となるわけだ。ところがこの二つの筋肉は拮抗筋(きっこうき...

表声と裏声の練習方法を覚えたら、次は滑舌(かつぜつ)のトレーニングだ。滑舌とは舌を滑らかに動かして、言葉が聞き取りやすい声にすると言うことで、使う筋肉は顔と口の筋肉(表情筋)と舌だ。声と筋肉の関係は、チェストボイス→呼吸筋を使って出す音程と裏声→喉の筋肉を使って出す滑舌→顔と口の筋肉・舌を使って出すということであり、滑舌トレーニングは、発声の最後の部分の練習と言うことになる。基本の滑舌練習チェスト...

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